INTRODUCTION
WAKUI MUSEUM
20世紀を彩った憧れの名車Rolls-RoyceとBentleyを中心に、オーナーとなる喜びをお届けします。
エンジンの時代から電気の時代へと移行する中で、私たちは20世紀の名車はそのデザイン、エンジニアリングともに機械遺産、文化遺産であるとの認識でクラシックカーの販売、レストアビジネスを展開しています。
世界でも有数の品ぞろえを誇る当社にぜひお越しください。
NEWS & TOPICS
1939 Bently 4.1/4L D.H.C. by Vanden Plas
ここに登場するモデルは1939年型の41/4リッター、ボディはヴァンデン・プラ製のDHCである。ヴァンデン・プラというのはロンドンにあったコーチビルダーだが、英国らしくない名称を持っている。実際その出自はベルギーにあって、1913年にワーウィック・ライトが英国における名称の使用権を手に入れ、所有していたコーチビルドの会社をヴァンデン・プラ(英国)と名称変更したのが始まりである。クリックルウッド時代のベントレーとはとくに関係が深く、1925年からはヴァンデン・プラの工場の一角をベントレーのサービス施設に貸し出したほどであった。実際、クリックルウッドの時代には、700台ほどのボディをヴァンデン・プラが架装したという。それもほとんどは軽量構造のオープン・ボディであったから、その時代のベントレーの性格に良く合ったものであった。
1954 Rolls-Royce Silver Dawn BEACHAM
オーナードライバーという言葉は日本にも英語圏の国にもある。ただ日本ではプロのドライバーではなく、自分の所有する自動車を自ら運転する人、という意味で使われているが、英語圏の国では若干ニュアンスが異なる。背景にあるのは高級車とショーファー・ドリブンが不可分であった時代のことである。運転は専属の運転手にまかせて、自分たちは後席へ収まる、というのがロールス・ロイスのような高級車では常識になっていた。それに対してイギリスなどで言われているオーナー-ドライバー(この場合、ふたつの言葉の間に短いハイフンが入る)というのは、そうした高級車であっても、オーナー自らがステアリングを握る人達のことを指している。1949年に登場したシルバー・ドーンは、そうしたオーナー-ドライバーのためのロールス・ロイスであった。
1956 Bentley S1 Continental H.J.Mulliner 2 Door Saloon
S1はマークVI、Rタイプに続く戦後のベントレーの第三世代で、ロールス・ロイスのシルバークラウドとは兄弟車種の関係となる。ロールス・ロイスが格式の高いサルーンを中心としていたのに対して、ベントレーS1はコンチネンタルと呼ばれる高性能仕様をカタログに用意していた。生産台数はサルーンが3000台余りであったのに対して、S1コンチネンタルは431台とごく少数にとどまる。しかしその多くは2ドア・サルーンやドロップヘッド・クーペといったスポーティーなボディを架装していたことから、ベントレーのイメージリーダー的役割を果たす車種でもあった。
MUSEUM
「ミュージアム」の展示車はワクイミュージアム全体を象徴する存在です。
歴代の希少車、名車をすべて動態保存し機会あるごとに走らせています。
シルバーゴースト、12気筒レイス、世界最古のヴィンテージ・ベントレー、R-Type Continentalなどアートの名品にも匹敵する価値のある車、歴史的な意義のあるクルマたちが揃っています。展示を継続させるという条件で、所有のご相談も承ります。
W.O.ベントレーとベントレーボーイズ
開祖 W.O.ベントレーが自ら手掛けた創世期のベントレー。そのスポーツ精神に溢れる魅力を、ベントレーボーイズの足跡と合わせてお見せいたします。
The Best Car in the World
自動車史上初の「名車」ロールス・ロイス・シルヴァーゴースト。このほど、R-Rファンの間で敬愛される第一次大戦前のモデルが加入。
当館の人気者「アーチャー」およびアメリカ生産モデルと合わせて3台が勢ぞろいです。
「世界最高級」の代名詞
世界最高級車の礎を築いた第二次世界大戦前の歴代 R-Rファントムを一堂に展示します。
HERITAGE
Cars For Sale
歴代のRoll s-RoyceとBentleyが勢揃いして新たなオーナーをお待ちしています。
ショールームとは呼ばずヘリテージと名付けたのは、庫車すべてが文化財として受け継がれてゆく価値ある車という認識からです。
新たなオーナーの手に渡るとき、クルマは私たちの手でさらに整備され、美しく、元気よく走り出します。
Rolls-RoyceやBentleyは乗る人すべてを豊かな気持ちにします。ぜひご体験ください。
ヘリテージからお勧めの逸品
BESPOKE
新車状態、あるいはそれ以上によみがえった自分仕様のモダンクラシックがあったら乗りたいと思いませんか?
ワクイミュージアムのビスポーク事業は、クラシックカーファンの夢をかなえます。
FACTORY
名車は存分に走って楽しんでこそ価値あるもの。匠の技を持つベテランメカニックがあなたの車を守ります。
通常の修理・修復、メンテナンス以外に、シルバーシャドウ/Tシリーズ、シルバークラウド/Sタイプなどを完全分解して手を入れ、好きな内外装カラーで新車状態に戻す「ビスポーク」と名付けたメニューもお客様の目の前で作業されています。
精鋭の作業をぜひご自由にご覧ください。
La Sarthe 限定車販売
この車はイギリスからの新車入庫です。私たちの関わったプロジェクトではありませんが、尊敬できる仕事の意ひとつとして評価して私たちがセールスを推進するクルマです。限定24台生産の第一号車を当社は販売いたします。