CAR INFORMATION

年式
1956
メーカー
Rolls-Royce
モデル
Silver CloudⅠ
ボディータイプ
4Door Saloon
ボディカラー
ベルベットグリーン/ セージ
内装
ブリティッシュグリーン本革
ステアリング
RHD
エンジン
直列6気筒 OHV
トランスミッション
4MT
全長
5,410mm
全幅
1,899mm
全高
1,626mm
車両重量
1,920kg
排気量
4,887cc
プライス
ご成約済み

 Silver Dawnの後継車として1955年に登場したSilver Cloud。最後のラダーフレームモデルというクラシックカーらしい一面を持ちながら、Rolls-RoyceのデザイナーJohn Polwhele Blatchleyの最高傑作と言われるデザインです。それまでの古典的なスタイルから一転してボディとフェンダーが一体化し、より近代的でダイナミックなモデルへと進化しました。

 標準装備となったオートマチックトランスミッションの恩恵により操作性が向上、癖を上げるとすれば巷で噂の『コップの水がこぼれないブレーキ』ことサーボブレーキですが、確かにコツを掴むまでは低速時、予想より数センチ先で止まってしまいます。このブレーキを上手く扱える様になると一流の【ロールス・ロイス使い】ではないでしょうか。

 また、マイナーチェンジ後のSilver CloudⅡからはV型8気筒エンジンに変わる為、戦前から何十年と磨き挙げられてきた伝統の直列6気筒エンジンはこれで最終型となります。洗練された直列6気筒エンジンは静かでスムーズに回り、後部座席に乗っているとエンジンの存在がわからない程です。ゴースト/ファンタム/レイス/ドーンなど各モデルに《実体の無い名前》を与えてきたRolls-Royceは、エンジンヘッドカバーさえも黒く塗りその存在を《無い物》としたかったのかもしれません。

 国内でSilver CloudⅠを見かけるのは稀で、当社でもこの様な状態の良い車両をご紹介できる機会は滅多にありません。

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