STYLING
CAR INFORMATION
- 年式
- 1969
- メーカー
- Rolls-Royce
- モデル
- Silver Shadow
- ボディータイプ
- 4Door Saloon
- ボディカラー
- メタリックレッド
- 内装
- アイボリ-革
- ステアリング
- RHD
- エンジン
- V型8気筒 OHV
- トランスミッション
- 3AT
- 排気量
- 6230cc
- プライス
- ご成約済み
ワクイミュージアム・ヘリテージが最も得意とするロールス・ロイス シルヴァーシャドウですが、特に美しいコンディションの一台が入庫いたしました。
1965年9月に発表されたシルヴァーシャドウは、それまでのシルヴァークラウドのようなクラシカルなスタイルから飛躍し、モダーンにしてクリーンな3ボックススタイルのモノコックボディを持つ新時代のサルーンとなりました。
そして、そのボディの下に隠されたメカニズムも一気に革新派に転向。1950年代までの保守的なR-Rの伝統を覆すアヴァンギャルド的テクノロジーが満載されていました。
パワーユニットはシルヴァークラウドⅡ/ⅢのV8OHV・6230ccエンジンが踏襲されるものの、それまでリーフ式固定軸だったリアサスペンションは、シトロエン特許のハイドロニューマティックを採用した自動車高調節システムつきの独立懸架。ブレーキも旧来のイスパノ・スイザ式メカニカルサーボつき4輪ドラムから、一挙にハイドロニューマティックによる油圧作動の4輪ディスクに進化。現代の交通事情においてもまったく問題の無い、ウルトラスムーズな走りを披露してくれます。
その一方で、内/外装のフィニッシュの素晴らしさは伝統的ロールス・ロイスそのもの。バァ(玉杢)・ウォルナットのウッドトリムとコノリー製最高級レザーハイド、ウィルトンのウールカーペットが贅沢に奢られているのも、魅力的な要素の一つと言えるでしょう。
今回ご案内する個体は、1969年に生産された6230ccの初期モデル。1960年代の雰囲気を色濃く感じさせる華やかなバーガンディにペイントされ、インテリアはベージュのレザーで仕立てたドレッシーな一台です。また、この時代のシルヴァーシャドウとしては少数派の右ハンドルで、オリジナリティの高い個体でもある上に、機関部からエクステリア/インテリアに至るまで、ほぼ完璧なコンディションを保つ稀有なシルヴァーシャドウと言えるでしょう。
アイアンバンパーのクラシカルなスタイルを保った1975年までのシルヴァーシャドウⅠは、特にこの数年でイギリス本国をはじめとするヨーロッパ、あるいはアメリカでも急速に人気を高めています。しかしながら、国内外マーケットに出回る個体の多くは、その真価に相応しいコンディションとは程遠いのが実情。そんな中にあって、この1969年型シャドウは当社が自信を持ってお勧めできる一台です。
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