STYLING
CAR INFORMATION
- 年式
- 1975
- メーカー
- Bentley
- モデル
- Corniche Coupe
- コーチビルダー
- Mulliner Park Ward
- ボディータイプ
- 2Door Saloon
- ボディカラー
- カリビアン・アクア
- 内装
- パーチメント革
- ステアリング
- RHD
- エンジン
- V型8気筒 OHV
- トランスミッション
- 3AT
- 排気量
- 6745cc
- プライス
- ご成約済み
このほどワクイミュージアム・ヘリテージに、1970年代のベントレーの中でも屈指のコレクターズアイテムとして知られる「コーニッシュ・スポーツサルーン(2ドアクーペ)」が入庫いたしました。
ロールス・ロイス コーニッシュ/ベントレー・コンチネンタルとそのファミリーは、今や全世界のクラシックカーマーケットで絶大な人気を誇るモデルの一つ。しかしそんな中にあっても、「ベントレー」ブランドで「コーニッシュ」を名乗った1971-84年生産の車両は、たとえロールス・ロイス/ベントレー専業の当社であっても、取り扱う機会の極めて少ない希少車となります。
かつて「世界最高級パーソナルカー」と称されたR-R/ベントレー・コーニッシュは、1967年にR-Rシルヴァーシャドウ/ベントレーTの「マリナー・パークウォード製ドロップヘッド・クーペ/スポーツサルーン」の名でデビュー。その後1971年モデル以降は、従来の6230ccから6750ccに拡大されるなどのアップ・トゥ・デートを受け、新たにドロップヘッド・クーペ/スポーツサルーンともに「コーニッシュ」のペットネームが与えられることになりました。
こうしてロールス・ロイス/ベントレーともに「コーニッシュ」名となった、マリナー・パークウォード製のドロップヘッド・クーペおよびスポーツサルーンですが、1975~76年ごろにはR-RシルヴァーシャドウII/ベントレーT2と同じく、大型の衝撃吸収バンパーを装備し、エンジンやシャシー、空調系にもアップデートが施されました。
ところが1981年になると、R-R/ベントレーともにスポーツサルーンは廃止。また残されたベントレー・コーニッシュのドロップヘッド・クーペも、1984年には「コンチネンタル」に改名されたことから、結果としてベントレー版コーニッシュのスポーツサルーンは1971年から81年まで生産されたすべてを合算しても、わずか69台のみという希少車となってしまいました。
特に、クラシックカー愛好家にとってより望ましいとされるクラシカルな「アイアンバンパー」仕様は、日本国内はもちろん、欧米でもクラシックカー市場に売りに出される機会は極めて少ないのが実情です。
そんな中、今回ご案内する個体は極めて希少なアイアンバンパー仕様のベントレー・コーニッシュである一方で、1975年ごろから暫時行われたアップデートの形跡も随所に見られ、エンスージアストの間では理想的なスペックを持つとされる年式のものです。
また、半世紀近くにわたってR-R/ベントレーを愛好し、当時の日本総代理店「コーンズ&カンパニー・リミテッド」の得意客でもあった、さる著名な愛好家が新車として英国で入手し、コーンズに手続きを委託して日本に輸入されたという興味深いヒストリーの持ち主でもあります。
カリビアン・アクア(ブルーメタリック)のボディに、アイボリーのレザートップを組み合わせたエクステリア。そして、パーチメント(クリーム色)の本革レザーでシックにコーディネートされたインテリアは、旧き良き1970年代のイギリスの雰囲気が色濃く感じられます。
丁寧に整備されたこのベントレー・コーニッシュは、日常使いのクラシックカーとして好適です。
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