ロールスロイス&ベントレーの歴史

「ロールスロイス&ベントレーの歴史」掲載にあたり (涌井清春)

当ホームページご訪問ありがとうございます。

ミュージアム、ヘリテージともに、私、涌井清春が後半生を費やして集めた英国の名車ロールス・ロイスとベントレーをご紹介しています。

ロールス・ロイスという言葉はどの英語辞書にも載っているし、一時代は「OOのロールス・ロイス」という言い方がジャンルを問わず、最高級で自信のある製品に対して使われました。自ら宣伝でそう謳った製品もあったし、消費者から自然にそうした評判を得た道具などもあります。

日本でも誰もが名前だけは知っている。一般には何か金持ち向けのとんでもなく高い車だ、というイメージがあると思います。しかしこれらの車がクラシックとなった今では贅沢さとプライスだけを誇示する車ではありません。私たち愛好家はそこから、各時代に最高品質と耐久性を目指したヘンリー・ロイスの製品哲学を知り、ボディ、内装に見る英国の職人的な自動車製造の技術や、伝統に基づく品格に酔うのです。時代をさかのぼり、ヘンリー・ロイスの生きていた時代の車、W.O.ベントレーが手がけた車に乗ってみて、私にはそのことが心底納得できたのでした。

しかし時代によってはモデルの特徴、ボディ・スタイルは多岐にわたり、クラシック・カー愛好家の中でも、調べようにも車種が多く日本語では系統的に詳しく理解する資料がないという現状があります。

そこで、私たちが得たたくさんの海外文献や日々の知見をもとに、ロールス・ロイスとベントレーとはどんな車であり、どんな経緯で兄弟車となったのか。各時代のモデルを時代背景とメカニズムの基礎から解説したシリーズ連載をこのホームページで始めることにしました。ミュージアム設立以前から、ひとつの夢であった出版に代えて、あえてここで誰でも読めるようにするのは、英国の機械遺産、自動車の文化遺産としてこれらの車の価値を理解してもらい、こうした車の保存にかける私たちの情熱を分け合って広めていきたいという気持ちからです。

災害に見舞われた日本国の中で、私たちはより強く助け合って生きなければいけません。だからこそ却って、自分が情熱を燃やした生き方を今放棄してはいけないと私は考えています。

困難な時に、あえて踏ん張って今までの客様の車を支え、自分の知見と情熱を分かち合う行動をと、私の覚悟をご披露する意味で連載を決めました。25週の連載予定です。どうぞお楽しみに。そしてご自由にご利用ください。連載をひととおり読んでいただけたら、ここに掲載の車たちへの理解とご興味も一層深くなることと思います。また加須へ実車を見にお気軽に起こしください。

目次

Pre War:第二次大戦前篇

Post War:第二次大戦後篇

 

PAGE TOP

 

無断で記事・写真の転載を禁じます
Copyright ©  WAKUI MUSEUM All Rights Reserved.