1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)

1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)

Sales Price:お問い合わせ下さい

Zoom Image 画像をクリックして拡大写真をご覧ください

  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)
  • 1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)

 

1988 Rolls-Royce Corniche II Drop Head Coupe(白)   Information

極上コンディションを誇る、純白のコーニッシュII

 年式1988
 メーカー Rolls-Royce
 モデル Corniche II、左ハンドル
 ボディータイプ D.H.C.(Drop Head Coupe)
 コーチビルダー Mulliner, Park Ward
 ボディーカラー White
 内装 Red Leather
  Tan
 エンジン 6.75L(6747cc)/アルミ合金製V8OHV
 付加情報 
 

要約:シルバーシャドーがベースのドロップヘッドクーペ。Ⅱはその第二世代で、ラック・アンド・ピニオン式のステアリング機構を採用したことで、操作感覚が向上した。ダッシュボードも新しいデザインとなる。生産はロンドンのマリナー・パークウォードの工場で行われたが、1993年にはスペシャル・コーチワークの伝統を受け継いだその工場が姿を消すので、彼らが最後に手がけた一群のモデルの中の1台ということになろう。この次の第3世代、コーニッシュⅢは宮内庁でパレード用として採用された。

左ハンドルのロールス・ロイス・コーニッシュのシャシーナンバーはCRXで始まる。CRXというのはコーチビルド・ロールス・エクスポートの略という。これに対して4ドア・サルーンのシルバーシャドーは英国の国内向けがSRH(シャドー・ロールス・ホーム)、輸出向けはSRX(シャドー・ロールス・エクスポート)という組み合わせとなる。コーニッシュという名前を与えられたドロップヘッド・クーペ(当初は2ドア・クーペも用意されていた)は、コーチビルダーに生産を委ねることを予め想定して用意されたモデルであったのである。なおドロップヘッド・クーペというのは英国式の呼び方で、アメリカ式だとコンバーチブルとなる。

1920年代、30年代の自動車メーカーはボディを作る部署を持っていないものであった。ロールス・ロイスのような高級車の場合はそれがはっきりしていて、メーカーはシャシーの状態で送り出し、別会社のコーチビルダーがボディを構築するのである。そのために当時の英国にはいくつものボディ専門の工房が存在していた。ヴィンテッジ・ベントレーのボディを多く手がけたヴァンデン・プラ、あるいはジェイムズ・ヤング、フーパー、それにロールス・ロイスとは近い関係にあったマリナーとパークウォードなどがその代表である。

そうした分業システムが変化を見せ始めたのは、ロールス・ロイス社の場合で言えば第二次大戦の後に、まずベントレー・マークVIが、次いでロールス・ロイス・シルバードーンも標準型のボディを装備して売り出してからである。実際にはそのふたつのモデルのボディを製作したのはプレスト・スチールという別の専門会社であったのだが、メーカー自身でボディを含んだ完成車として市場に送り出すようになったことは、コーチビルダー達に深刻な打撃を与えるものであった。それでもなおしばらくの間は、昔どおり特製ボディを望む人々が残っていたから、命脈を保つことができた。そうしたコーチビルダー達が得意としたのはリムジン・ボディであったりドロップヘッドであったりした。

彼らに最後の打撃となったのが、1965年のシルバーシャドーの登場である。シルバーシャドーは4輪独立のサスペンションやシトロエン特許のセルフレべリング・システムなど、常に穏やかな変化を以て旨としてきたロールス・ロイス社が、思い切った技術革新を採り入れたモデルであった。中でも、自動車の構成要素の中で最も大きな部分、すなわちボディをモノコック構造としたことが、技術的には大きな転換点となったのである。ボディサイズが先代のシルバークラウドより小さくなったにもかかわらず、室内スペースはむしろ広くなっているし、フロアを低くできたことから、車のプロポーションは一気に近代的なものになっている。

一方でモノコック・ボディとなって、シルバークラウドまでのような強固なシャシーを持たなくなったことは、コーチビルダーたちが特製ボディを架装することを難しくした。シャシーを持っていた時代はサスペンションなどから受ける力はそれが全て受け持っていたから、ボディは外形を整えるだけで良かった。それがモノコック構造の場合はボディ全体でそれを受けなければいけないから、屋根のないドロップヘッドを作ろうとするなら、相当の補強などを加えなければならないのである。

ただ、ロールス・ロイスにもベントレーにも、いつの時代も屋根をおろせるオープン・ボディは必要なものであった。そこでCRX(英国国内用はCRH)で始まる専用のシャシーを用意、その上にマリナー・パークウォードが2ドア・クーペとドロップヘッドのボディを構築したのがコーニッシュなのである。ロールス・ロイス版もベントレー版も、ともにコーニッシュと呼ばれる。やがて1990年代に入ると、ロンドンのマリナー・パークウォードはクルー工場に吸収される形で姿を消すから、英国の良き時代の末裔ともいうべきコーチビルダーの最後の製品の1台がこのコーニッシュⅡということになる。

実はコーニッシュという名前が用いられるのは、これが2度目である。最初のコーニッシュは第二次大戦の少し前にベントレーの試作車として作られ、ヨーロッパ大陸でテスト走行を行った。やがて戦争となったことから、英国に戻るべくフランスの港に置かれていた時に、ドイツ軍の爆撃で破壊されたという。

2ドア・クーペとドロップヘッドの2種のボディのうち、前者は比較的短い期間だけ生産され、後にはオープン・ボディのみ用意された。ホイールベースを含めたボディ外形寸法は4ドアサルーンのシルバーシャドーと基本的には同一で、RR自製のV8エンジンやGM製の自動変速機が組み合わされることも、それと変わりがない。第二世代というべきコーニッシュⅡは、ステアリング機構がラック・アンド・ピニオンに変更されて、操作感覚が向上している。また、ダッシュボードのデザインが変更されて、左右非対称の助手席側の高さをやや抑えたものになっている。ステアリングホイールはまだ2本スポーク、グリップ部分もごく細いから、この時代のロールス・ロイスの特質であった繊細な操作感覚を味わうことができる。パワーアシストで操作そのものはごく軽いから、細いステアリングホイールは軽く支えるだけで、ふわふわのお菓子をつまむように柔らかく扱うのである。そこに洗練された上品さというロールス・ロイスの性格が感じられることだろう。エアバッグが標準装備となってステアリング中央に厚いパッドが付き、操作感覚に変化が生じるのは、この次のコーニッシュⅢからである。

生産台数は、Ⅰが437台、Ⅱが1226台、Ⅲが452台、ⅣがコーニッシュSというターボ付きのスペシャルモデル25台を含めて244台。


 

PAGE TOP

 

無断で記事・写真の転載を禁じます
Copyright ©  WAKUI MUSEUM All Rights Reserved.