1961 Bentley S2 Continental H.J.Mulliner 2 Door Saloon

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1961 Bentley S2 Continental H.J.Mulliner 2 Door Saloon   Information

 年式1961
 メーカー Bentley
 モデル S2 Continental
 ボディータイプ 2 Door Saloon
 コーチビルダー H.J.Mulliner
 ボディーカラー Anthracite
 内装 Tan Leather
 付加情報 
 

1955年に登場したベントレーSタイプは、1959年に改修を受け、以後S2に発展する。改修の最も重要なものはエンジンの変更で、長く受け継がれてきたFヘッドの直列6気筒エンジンから、新設計のアルミ製V型8気筒へ切り替えられた。ここで紹介する1961年型ベントレーS2コンチネンタルHJマリナー2ドアサルーンは、その新型エンジンを装備したS2の中で、イギリス伝統のスペシャル・コーチワークの最終期を飾るパーソナルクーペというべきものである。

ベントレーはロールス・ロイスと同一の会社となって以来、ロールス・ロイス設計の直列6気筒Fヘッド・エンジンを用いてきた。Fヘッドというのは、インテーク・バルブを燃焼室の上方に、エグゾースト・バルブの方は燃焼室の脇に置く形式で、ロールス・ロイス社の他にもいくつかの自動車メーカーが採用している。その長い実績の直列6気筒エンジンは「充分なだけの」パワーとスムーズさ、それに静粛さという美点を持ってはいたが、排気量はすでにベントレーS1で4.9リッターという極限まで拡大されていたから、それ以上の性能を求めるには、新しいエンジンが必要であった。そこで新しい時代にふさわしいエンジンが白紙から設計されることになり、生み出されたのがオールアルミのV型8気筒なのである。

ロールス・ロイスは1905年にV8エンジンを手がけたことがある。リーガリミットと名付けられたモデルが床下にV型8気筒エンジンを搭載していたのだが、これは試作のみで終わり、生産はされなかった。一方、1935年発表のファンタムIIIは排気量7.3リッターの60度V型12気筒を採用していたし、航空機用エンジンではシュナイダー・トロフィーに最終勝利をもたらしたスーパーマリンS6B水上機や、バトル・オブ・ブリテンを戦ったスピットファイア機に搭載されていたのがロールス・ロイス製のV型12気筒エンジンであった。

そうした実績を考えると、自動車用の新型エンジンにV型12気筒が採用されても不思議ではなかったのだが、実際に選ばれたのは90度V型8気筒であった。そのV8は1930年代のファンタムIII用のV型12気筒が鋳鉄ブロック/アルミヘッドであったのに対して、ブロック/ヘッドともに軽合金製と、軽量化を目指したものになっている。軽合金ブロックにはスティールのウエット・ライナーが埋め込まれ、ボアXストロークは104.1X91.4ミリと、オーバースクエアの比をとっている。バルブ配置は長く続けてきたFヘッドから、吸排気バルブともシリンダーの上に配するオーバーヘッドバルブ方式となった。慣例に従ってエンジンの性能数値は発表されていないが、S1に比較すると新エンジンを積んだS2は性能がはるかに向上したことが、英国の自動車誌などでリポートされている。

この新型V8エンジンはその後長期間にわたってロールス・ロイス/ベントレーに用いられることになる。長くベントレーに乗ってきたような人々ほど、このエンジンのパワーとトルク感、それに静粛さに信頼と愛着を感じるもののようである。昔からのベントレー乗りのひとりは、会社の体制が変って新設計のモデルに切り替えられることがわかった時に、わざわざこのエンジンのついた旧モデルを注文したほどである。

ベントレーS1とロールス・ロイス・シルバークラウドIが登場した時から、両車のスチール製4ドアボディは共通化が行われ、違いはラジエターグリルとエンブレムのみとなった。それだけに、ベントレーのスポーツモデルはロールス・ロイスにはない独自の個性として際立つ存在となっていった。その背景には、シルバークラウド/Sタイプがセパレート・シャシー付きであったことがある。ロールス・ロイス社はボディのない、ローリング・シャシーをカタログに用意していたから、ボディ架装専門のコーチビルダーが腕を振るう条件がまだ残っていたのである。

ここに紹介するモデルが作られた1961年には、HJマリナーがパークウオードと合併、ロールス・ロイスの傘下に入っている。その4年後の1965年に発表されたシルバーシャドーになると、ボディはすべてスチールのユニットコンストラクション、すなわちモノコック構造となって、こうしたコーチビルダーを過去という扉の中に追いやってしまうのである。

従って1961年生産のS2コンチネンタルHJマリナー2ドアサルーンは、HJマリナーがコーチビルダーとして本来の仕事をしていた最終期の作品のひとつということができる。それも前のモデルがRタイプ・コンチネンタルのファストバック・スタイルを踏襲していたのに対して、S2ではノッチバックをとって、新しさを打ち出していた。ボディの外皮はアルミ、従って4ドア・サルーンより車重は軽く、新型エンジンとの組み合わせで、性能もシリーズ中のトップクラスであった。

1939年までのロールス・ロイスとベントレーには、メーカーが用意する標準のボディというものはなかった。ボディはすべて顧客の注文によってコーチビルダーが作っていたのである。それが1946年のベントレー・マークVIでまず標準ボディが作られ、シルバークラウド/Sタイプでは中心車種である4ドア・サルーンが両車に共通の標準化されたボディとなった。その時代の変化の中で、極めて高価であったにもかかわらず、なお独自のスタイルの2ドア・サルーンをHJマリナーというコーチビルダーに特注する顧客がいたことを、このスタイリッシュなベントレーは示している。


 

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