
STYLING
CAR INFORMATION
- 年式
- 1928
- メーカー
- Bentley
- モデル
- 6.5Litre
- ボディータイプ
- 2Door Open
- ボディカラー
- ブリティッシュグリーン
- 内装
- タン革
- ステアリング
- RHD
- エンジン
- 直列6気筒 OHV
- トランスミッション
- 4MT
- 全長
- 4,730mm
- 全幅
- 1,740mm
- 全高
- 1,700mm
- 車両重量
- 1,920kg
- 排気量
- 6590cc
- プライス
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1931年、世界恐慌の煽りを受けたベントレーは破産に追い込まれ、ご存知ロールス・ロイスの傘下になります。
※成り行きについてはとても複雑なのでまた別の機会に…
以降《ロールス・ロイス名義のベントレー》という不憫な冠の基で自動車製作を行う事になります。ですから当車は、走ることだけに命を懸けた男である創業者W.O.ベントレーが100%指揮を執っていた時代に製作された真のベントレーなのです。
その速さはライバルであるブガッティの創業者エットーレ・ブガッティに「ムッシュ・ベントレーは‘‘世界一速いトラックを作った’’」と
皮肉を言わせるほどでした。
後のモデルとは一線を画す機構で製作されたクリックルウッド時代(1919~1930)のベントレーは、スピード狂であり天才技術者のベントレー最高傑作である事は言うまでもありません。
当時他の乗用車と比べてとても排気量の大きかった6,1/2Litreは、総生産台数540台余りの多くが4枚ドアの重厚なボディや大型4シーターボディを載せていました。ところが今回ご紹介する当車は、紛れもない2枚ドアボディを誂えられたオープンツアラーです。また、ベントレーに8種類存在したシャーシタイプ中、123インチのもっとも短いシャーシでオーダーされている為、大排気量の6,1/2Litreでは珍しいナローデザインとなっております。</p>
2006年に日本へやってきた当車は、数々のラリーイベントや週末のドライブなど愛好家であるオーナー様が相思相愛、しっかりとメンテナンスを行い今日まで所有されてきました。
排気系統を高速用に切り替えてアクセルを徐々に踏み込んでいくと、湿ったキャブレターの呼吸と同時に三連符で動き出すJaeger製スピードメーター。焼けたオイルの香りとクレッシェンドするトランスミッションの金属音。背の高いグリルと前傾姿勢なボディが相まってさながら競走馬の様で、
『なるほどベントレーボーイズとはこんな気持ちなのか』とベントレーに取り憑かれた先人達の背中を追いかけたくなります。
1920年代のレースシーンへあなたを誘う魅惑のW.O.Bentleyです。
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