
STYLING
CAR INFORMATION
- 年式
- 1966
- メーカー
- Bentley
- モデル
- T1
- ボディータイプ
- 4Door Saloon
- ボディカラー
- グレー/シルバー
- 内装
- ブラック革
- ステアリング
- LHD
- エンジン
- V型8気筒 OHV
- トランスミッション
- 3AT
- 排気量
- 6230cc
- プライス
- ご成約済み
ベントレーの中でも意外な希少モデルとして知られるTサルーンが、このほどワクイミュージアム・ヘリテージに入庫いたしました。
姉妹車であるロールスロイス・シルヴァーシャドウとともに、1965年9月に発表されたベントレーTは、ロールス・ロイスの歴史上最もドラスティックな進化を遂げたモデルとして知られています。R-R/ベントレーとしては史上初となるモノコック式ボディをはじめ、シトロエン特許のハイドロニューマティックを採用した自動車高調節システムつきの独立懸架。ブレーキも旧来のイスパノ・スイザ式メカニカルサーボつき4輪ドラムから、一挙にハイドロニューマティックによる油圧作動の4輪ディスクとするなど、あまりに革新的なテクノロジーを大幅に採用したため、デビュー直後から数多くの改良が施されることになります。
ただし、カジュアル感にも富んだシルヴァーシャドウの登場もあって、1960-70年代はロールス・ロイス社内におけるベントレーの存在感が非常に薄くなっていた時期で、Tシリーズの対R-Rシルヴァーシャドウ生産比率は約1:9まで後退していました。それゆえにTサルーンの生産台数は、わずか1703台(+ロングホイールベース版が9台)。結果として現在においては、熱心なベントレー愛好家にとってのコレクターズアイテムと化しているのです。
今回ご案内するベントレーTサルーンは、1966年に製作された最初期モデル。インテリア、ことにバァ・ウォールナット・ウッドで仕立てたインストゥルメントパネルの造形は、旧き良きシルヴァークラウドⅢにも近いクラシカルな形状で、コレクターには大変人気のある世代の個体です。
また、つい先ごろ徹底的なレストアが施され、内外装ともに新車のように美しいコンディションにあります。コレクションとするだけでなく、日常のアシとしてクラシック・ベントレーを楽しみたいファンにとっても、まさしく最高の一台と言えるでしょう。
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